映画好きだけどなぜ好きなのか自分に問いかける その3
スポンサーリンク
前回・前々回はこちら!
さて、大学生になったみじんこはひとつ環境が大きく変わります。
そう、一人暮らしをはじめたのです。
高校の推薦で入学した大学は実家から2時間以上かかり、一人暮らしを余儀なくされました。
日本の大学生ってお金ないけど時間が山のようにありますよね。かくいう私もそんなどこにでもいる大学生のひとりでした。
大学生になってはじめたことのひとつに
映画を映画館でひとりで見る
これをやるようになりました。
きっかけはこの2本。
どちらも1999年の映画ですけど、ひとりで映画館に見に行って衝撃を受けました。映画というもの自体にハマるキッカケになった2本です!
マトリックスの衝撃
まずマトリックス!
世はまさに世紀末。平成不況と震災やオウムの事件の雰囲気はまだ世間に色濃くあったころだったと思うんですが、そこにあのマトリックスはバッチリハマりました。
パソコンオタクのネオが現実だと思っていた世界は実は夢。
本当の現実世界では機械は人を管理しており、ネオはその世界の救世主だと告げられる。。
この設定、今考えると思春期をすぎて目的なく何の努力もなく過ごしてたイケてない自分をリンクさせたんでしょうね。
加えてあの映像!今の何でも「CGでやってしまえー」という時代じゃなく、アナログな撮影が残ってた最後の時代です。
マシンガン撮影(bullet time)と呼ばれる、静止画を複数の角度から連写して映像にするという手法、これって今は誰もやらないでしょうけど、当時自分はビックリしました。めちゃくちゃカッコいい!
数秒の映像のためにそこまでやるなんて、「ハリウッド映画すげー!」と思わされた1本です。
登場人物のサングラス&黒を基調とした衣装も異世界感とオシャレ感を演出していて、明らかに数年前まで自分が見てきたハリウッド映画と違ってました。キアヌ・リーブスのちょっと不健康なイメージも映画にピッタリでした。
それまでって、アクションといえばスタローン&シュワ、ブルース・ウィリス!筋肉!筋肉!筋肉最高!っていうイメージが強かったので(笑
ビデオレンタル開始してから、弾丸よけシーンを何度も繰り返し見たなぁ・・
シックスセンス
M・ナイト・シャマラン監督の出世作ですよね。
大どんでん返し作品って、これ以外にもたくさんありますが、みじんことしてはこれが人生お初。
映画館に見に行って、ラストでぶっ飛びました。
そぉぉぉいぅぅぅことかぁぁぁあああ!!!!
正直、これ以降のシャマランは微妙です。レディ・イン・ザ・ウォーターとか、ハプニングとか・・
(この人の映画って筋書き自体に注目がいきがちですけど、演出がしっかりしてるので見ちゃうんですよね。サインとか、世間で言われるほど嫌いじゃないです)
当時、アクション一辺倒だったブルース・ウィリスが好演してるのもよかったです。
この2本がみじんこを映画好きに変えた
これ以降、映画の虜に。
近所のTSUTAYAでビデオ5本で1000円だったので、それで本当に国籍、新旧問わず見まくりました。
大学4年間で何本くらい見たんでしょ。
メモする習慣がなかったのでわかりませんが、数日に一本くらいのペースで見ていたんじゃないですかね。言い過ぎかな。
当時好きだったものを今思いつく限りあげると・・
(ビデオで見たものもあるので、古いものも混じってます)
CUBE
トレイン・スポッティング(2は見てない・・)
オープン・ユア・アイズ
メメント(今じゃクリストファー・ノーランは大監督ですね)
時計じかけのオレンジ(冒頭のシーンからラストまで、何から何まで唯一無二)
バリー・リンドン(牧歌的に淡々と、でも恐ろしい)
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(サントラ今でも聞きます)
スティング(大どんでん返しの元祖?)
もう書ききれないので、これくらいにしますね。
さて、社会人になるみじんこ、ここからはブラック企業に勤めるので、さすがにペースは落ちていましたが、映画好きは変わらずでした。
ちなみにブラック企業体験記はこちら
次回は働きながら映画館に通った想い出と、自宅にシアタールームを作ってしまうあたりを語りたいと思います。
(自分語りばかりですみません)
それじゃっ!