【映画雑感】ジャスティス・リーグ「スナイダーカット」公開。「スカイウォーカーの夜明け」のJJカットも何とかならんか。
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何とまぁ。私、絶対に無理だと思っていました。
ファンたちの願いが叶いましたね。
降板したザック・スナイダーの別バージョン
ジャスティス・リーグはもともとザック・スナイダーが監督でしたが、家族の不幸により、降板。代わりにジョス・ウェドンが監督したんですけど、作品の評判が悪い悪い。
私自身、正直なところザック・スナイダーが苦手な上にDCユニバースそのものに興味が持てません。(マン・オブ・スティールしか見ていない。これもやっぱり苦手)
監督が代わったとはいえ、結局見ずじまい。
ネットではザック・スナイダーの意図した完成版が存在し、ファンの間では通称「スナイダーカット」と呼ばれるものがあることが騒がれていました。
今回、そのファンの声が聞き入れられたと言うことですね。
もちろん劇場公開ではなく、配信のみだそうです(HBOMAXという配信サービス。日本は未上陸。)
位置付けとしてはよくあるディレクターズ・カット版や完全版のような扱いになるんでしょうね。
一つの作品で監督違いのバージョンは過去「スーパーマン2」や「ローグ・ワン」にも
でも、一つの作品を別の監督の名前で2バージョンあるってなかなかないですよね。
過去には「スーパーマン2」のリチャード・ドナー版があったりします。
(正式に見ることができる)
スター・ウォーズのスピンオフである「ローグ・ワン」も監督はギャレス・エドワーズですけど、おおよそ半分をトニー・ギルロイが再撮影していることでも知られます。
(ギャレスオリジナルバージョンがあると言う話は聞きませんが)
「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」にもJJカットがある!?
詳しくは以下。
あるのかないのかは真偽は不明。でも、私としてもこのスカイウォーカーの夜明けに関しては別バージョンが欲しいと強く思っています。
理由は以下ですが、個人的には上映時間3時間や2部作でも良かったのではないかと。
・内容を冒険活劇寄りにしているが、ひとつひとつのシーンの編集が雑でせわしない
・ラスボスを冒頭で大復活させているが、必然性を感じるにはもう少し脚本に深みが欲しい(それこそシスの歴史に触れるとか、ダース・プレイガスをセリフにだけ登場させるとか)
・登場人物の感情を描くには上映時間が短すぎてキャラクターによっては描ききれていない。(特にフィン、ポー・ダメロン。ローズも前作で出てきた割にほとんで出番なし)
※皮肉なのはスナイダーカットは「元々の監督のバージョンを公開しろ!」に対して、JJは公開版でもJJが監督ですからね 笑
昔、ジョージ・ルーカス時代のスター・ウォーズはメディアを変えるごとに毎回修正を加えてきた歴史があります。
それが良いものか悪いものかはファンが決めればいいことですが、この歴史あるスター・ウォーズ最終作(ディズニーによってスカイウォーカー・サーガと変えられてしまったので、正式にはスカイウォーカー・サーガ最終作)をこのバージョンだけにしておくのはあまりにも勿体無い。
「最後のジェダイ」でめちゃくちゃになってしまった話をなんとか立て直した功績はJJエイブラムスにはあると思っていますが、あくまでも及第点でしょう。
時にファンたちの行きすぎた行動には辟易とすることも多いですが、もし、この「スカイウォーカーの夜明け」のJJカットなるものが公開されるのであれば、必ず見ます。
というか、公開して!キャスリーン・ケネディ!