【90年代名作シネマ】クリムゾン・タイド(Crimson Tide)を見返したら最高でした(ネタバレなし)
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映画大好き、みじんこです。
今回は約15年ぶりに見た「クリムゾン・タイド」があまりにもよかったので、魅力をご紹介します!
密室劇&トニスコ&ハンス・ジマーで緊張感抜群の快作です!
あらすじ
ロシアの過激な国粋主義者が軍の反乱派勢力と結託し、シベリアの核ミサイル基地を占拠した。アメリカと日本が核攻撃の危機にさらされ、米海軍の原潜アラバマに出撃命令が下った。歴戦の叩き上げのフランク・ラムジー艦長(ジーン・ハックマン)と、ハーバード大卒のエリートであるロン・ハンター副官(デンゼル・ワシントン)は、核に対する思想で真っ向から対立する。
こんな人にオススメ!
- 舞台劇など、密室空間での熱いドラマが好きな人
- トニー・スコット&ハンス・ジマーが三度の飯より好き
- ヴィゴ・モーテンセンの過去出演作目的な人
昔見たクリムゾン・タイドを見返しましたが、何度見ても名作でした!!
ということでご紹介します!
ほぼ全編密室でのドラマ
密室劇ってハズレが少ない気がします。
潜水艦ものが面白いのってリアルタイムで進行する密室劇だから。
「U-571」とか、「レッド・オクトーバーを追え!」とか。
この作品も冒頭のCNNニュースからジーン・ハックマンの演説とラスト以外が全部潜水艦内の密室劇。
そこに艦長ジーン・ハックマンと副長デンゼル・ワシントンの演技合戦が加わります。めちゃくちゃ熱いです。
ロシア反乱軍への核ミサイル発射指令を受けた後、通信が途絶えてしまった別指令受信の内容確認を巡って2人が対立する、というのが大筋ですけど、これがすごい。
ついつい見てる側はデンゼル・ワシントン側に感情移入しちゃいますけど、よく考えたらどっちも主張してることは正しいんですよね。
デンゼルはいつもの正義感あふれるデンゼルなんですけど、ジーン・ハックマンの全身から滲み出る歴戦の軍人感が最高。
「容赦ない戦争という現実があるからこそ、備えが必要だし、相手(ロシア)よりも先手を打って行動しないとこっちが破滅するんだ!!」
という旨の主張は、昔見たときと比べて15年くらい歳を取ったみじんこには刺さりました。昔より現実感を持ってその主張を受けれられるというか。
あと、ペットのテリアがジーン・ハックマンが完全な悪人として描いてるわけじゃないことを表してるのかなーなんて思いました。
トニー・スコット監督&作曲ハンス・ジマーの黄金コンビ
トニー・スコット監督のフィルモ・グラフィーを改めて見ましたが、そこまで何十本も撮ってる人ではありません。
「グラディエーター」や「エイリアン」のリドリー・スコット監督の弟ではありますが、兄弟で活動はほぼしておらず、作風も違います。
古くは「トップ・ガン」、後年では「デジャヴ」などを撮った人で、スパイや犯罪もの、ミリタリーな映画が多い人ですね。
スタイリッシュな映像で大好きな監督さんです。
もう亡くなってしまったのが非常に残念です。。
調べてみたら、ハンス・ジマーとの共作はこれ以外に3本。
「トゥルー・ロマンス」「ザ・ファン」「デイズ・オブ・サンダー」
中でもこの「クリムゾン・タイド」のスコアは痺れます!めちゃくちゃカッコいい!!
ハンス・ジマーは名曲が多すぎるくらいですけど、このテーマは去年買ったハンス・ジマーの世界ツアーのライブ盤にも収録されていますし、テレビでもたまに聴きますよね。
アラゴルンこと若きヴィゴ・モーテンセンが出演している
知り合いの映画好きおばさんが教えてくれていたのですが、ロード・オブ・ザ・リング3部作でアラゴルンを演じたヴィゴ・モーテンセンが出ています。
最近では「グリーン・ブック」でオスカー候補にもなりましたよね。
役どころとしてはセリフは少ないものの、かなり重要な役割です。
(細かいことは書きません。見てのお楽しみ!)
ヴィゴっぽい、「想いは人一倍強いけど、全面に押し出すことはない寡黙で優しい」オーラを今作も持っており、ファンの方は満足できるんじゃないですかね〜
最後に
いかがでしたか?
90年代の名作を20年以上経って記事にするのも悪くないですね!
書きながら色々シーンを思い出しちゃいました。
是非とも見ていただけると嬉しいです!
それでは〜